借金まみれの状態が続くと、金融事故や裁判、財産差し押さえなどのリスクが高まり、文字通り人生が崩壊してしまう恐れがあります。しかし、適切な方法で借金問題に対処すれば、借金まみれから抜け出して生活を立て直すことは可能です。
ここでは、借金まみれになった場合の危険性と、その状況から脱却するための具体的な方法について解説します。
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借金まみれで人生が崩壊するまでの流れ
借金が年収の1/3以上になると、返済が困難になるリスクが高まります。滞納が続くと、金融機関からの取り立てが始まり、遅延損害金によって借金が雪だるま式に膨らみます。
最悪の場合、給料の差し押さえなどの法的措置を受け、ブラックリストに載ることでクレジットカードやローンが使えなくなります。
借金が年収の1/3以上になると危険
総量規制により、貸金業者からの借入れは年収の1/3までに制限されています。
この上限を超えると、新たな借り入れができなくなるだけでなく、返済能力を超えた借金を抱えることになり、延滞のリスクが高まります。
総量規制の詳細
貸金業法により、貸金業者は借入人の年収の1/3を超える貸付けが禁止されています。この規制は、借入人の返済能力を考慮し、過剰な借入れを防ぐために設けられました。ただし、銀行などの貸金業者以外の金融機関には適用されません。
年収の1/3を超える借金のリスク
年収の1/3以上の借金を抱えると、生活費や他の支払いに充てるお金が不足し、返済が困難になります。その結果、延滞や滞納が発生し、金融事故のリスクが高まります。また、新たな借入れができなくなるため、金銭的な困窮に陥りやすくなります。
複数の借入先がある場合の注意点
総量規制は、貸金業者からの借入れ全体で適用されます。複数の貸金業者から借りている場合、その合計額が年収の1/3を超えないよう注意が必要です。
借金の返済が滞り、業者からの取り立てが始まる
借金の返済が滞ると、金融機関から電話やハガキ、督促状などで取り立てが行われます。取り立ては債務者にとって大きな精神的負担となり、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼします。
取り立ての方法
借金の返済が滞ると、金融機関から電話、メール、SMS、手紙、訪問などさまざまな方法で取り立てが行われます。取り立ての頻度や内容は、滞納の期間や金額によって異なります。
取り立てによる精神的負担
頻繁な取り立てにより、債務者は強いストレスを感じます。仕事や日常生活に支障をきたし、不眠や不安、うつ病などのメンタルヘルス不調を引き起こす可能性があります。
取り立てへの対処法
取り立てに悩まされている場合は、金融機関と直接交渉し、返済方法の見直しを依頼することが重要です。また、弁護士や司法書士、消費者金融相談窓口などに相談し、適切な対処法を探ることをおすすめします。
遅延損害金で借金が雪だるま式に膨らむ
返済が遅れると、通常の金利よりも高い遅延損害金が発生します。これによって借金が雪だるま式に膨らみ、完済までの道のりが険しくなってしまいます。
遅延損害金とは
遅延損害金は、借金の返済が遅れた場合に、通常の金利とは別に発生する追加の費用です。これは、金融機関が被る損害を補填するために設定されています。
遅延損害金の計算方法
遅延損害金の計算方法は、金融機関によって異なります。一般的には、遅延した元金に対して年14.6%~20%程度の割合で発生します。これは通常の金利よりも高く設定されているため、借金が急速に膨らむ原因となります。
遅延損害金の悪循環
遅延損害金により借金が増加すると、元々の返済計画では完済が難しくなります。その結果、さらなる延滞を引き起こし、遅延損害金がさらに発生するという悪循環に陥ってしまいます。
遅延損害金への対処法
遅延損害金を抑えるには、できるだけ早く金融機関に相談し、返済方法の見直しを図ることが重要です。分割払いの金額を減らしてもらうなど、柔軟な対応を依頼しましょう。また、債務整理を検討することで、遅延損害金の発生を止められる可能性があります。
借金まみれから抜け出す方法
借金まみれから抜け出すには、まず支出を見直して借金を増やさないことが重要です。そのうえで、副業や転職などで収入アップを目指しましょう。債務整理や減額交渉なども選択肢の一つです。弁護士や司法書士など、専門家に相談するのもおすすめです。
支出を見直し、借金を増やさないようにする
借金を減らすには、支出を抑えて返済に充てられるお金を増やすことが有効です。特に家賃や通信費、保険料などの固定費を見直すことで、長期的な返済負担を軽減できます。
固定費の見直し
家賃、通信費、保険料など、毎月定額で発生する固定費を見直すことで、長期的な返済負担を軽減できます。具体的には、以下のような方法が考えられます。
- 家賃:より安価な物件への引っ越しを検討する。
- 通信費:格安SIMへの乗り換えや、不要なオプションサービスの解約を行う。
- 保険料:保障内容を見直し、必要最低限の保険に切り替える。
変動費の削減
食費、日用品費、交際費など、毎月の支出額が変動する費用も見直しましょう。無駄な出費を削り、節約を心がけることが重要です。
- 食費:外食を控え、自炊を中心とする。節約レシピを活用する。
- 日用品費:安価な代替品への切り替えや、まとめ買いによる割引を利用する。
- 交際費:不要な飲み会や会合への参加を控える。
優先順位の見直し
支出を見直す際は、優先順位を明確にすることが大切です。借金返済を最優先とし、それ以外の支出は必要性を吟味しましょう。衝動買いを避け、計画的な消費を心がけることが借金を増やさないためのポイントです。
収入アップを目指す(副業、転職など)
収入を増やすことも借金返済には重要です。副業であれば、今の仕事を続けながら始められるケースもあります。転職で収入アップを目指すのも一つの方法です。
副業の選択肢
副業は、本業の収入に加えて追加の収入を得る手段です。自分のスキルや経験を活かせる分野で、以下のような副業を検討してみましょう。
- Webライティング:ブログ記事や商品説明など、Web上のコンテンツ作成。
- アフィリエイト:商品やサービスの紹介を通じて報酬を得る。
- オンライン講座・コーチング:自身の知識やスキルを活かして、オンラインで指導を行う。
- クラウドソーシング:プログラミングやデザインなど、単発の仕事を請け負う。
転職による収入アップ
現在の職場での収入アップが見込めない場合、転職を検討するのも一つの方法です。自分の能力を正当に評価してくれる企業に移ることで、大幅な収入増加が期待できます。ただし、転職にはリスクも伴うため、慎重に検討することが大切です。
スキルアップの重要性
副業や転職での収入アップを目指すには、自分の市場価値を高めることが重要です。新たなスキルを習得したり、資格を取得したりすることで、よりよい仕事や報酬を得るチャンスが広がります。
債務整理を検討する(任意整理、個人再生、自己破産)
借金の状況によっては、債務整理も検討すべきです。任意整理、個人再生、自己破産など、複数の選択肢がありますが、弁護士に相談して最適な方法を選ぶことが大切です。
任意整理
任意整理は、弁護士や司法書士を通じて金融機関と交渉し、借金の減額や返済期間の延長などを図る方法です。法的手続きを介さないため、比較的柔軟な対応が可能です。ただし、金融機関の同意が必要であり、必ずしも希望通りの結果が得られるとは限りません。
個人再生
個人再生は、裁判所を通じて借金を整理する法的手続きです。原則として、借金の総額が5年以内で返済可能な場合に適用されます。個人再生では、借金の一部が免除され、残りを3年から5年かけて返済します。ただし、住宅ローンなど一部の債務は免除の対象外となります。
自己破産
自己破産は、裁判所に申立てを行い、借金の全てを免除してもらう法的手続きです。原則として、借金の返済が不可能な場合に適用されます。自己破産では、預貯金や不動産などの資産は処分されますが、生活に必要最低限の資産は保護されます。ただし、自己破産をすると信用情報に大きな傷がつき、その後の経済活動に大きな制限が生じます。
弁護士への相談の重要性
債務整理は、法的な手続きが複雑であり、個人の状況によって最適な方法が異なります。そのため、まずは弁護士に相談し、専門家のアドバイスを受けることが大切です。多くの弁護士事務所では、初回の相談を無料で行っているため、まずは話を聞いてもらうことから始めましょう。
借金まみれを避けるために気をつけること
借金まみれを避けるには、借金を安易に繰り返さず、収支バランスを考えた生活を心がけることが大切です。ギャンブルなどのハイリスク行為は避け、計画的にお金を使う習慣をつけましょう。普段から貯金を心がけ、いざというときに備えておくことも重要です。
借金を安易に繰り返さない
一度借金を完済しても、また安易に借金を繰り返してしまっては意味がありません。借金をせずに生活できる収支バランスを保つことが大切です。
収支のバランスを考えた生活を心がける
毎月の収入と支出を把握し、赤字にならないよう注意しましょう。家計簿アプリなどを活用して、収支を可視化するのも効果的です。
ギャンブルなどのハイリスク行為は避ける
競馬や競輪、パチンコなどのギャンブルは、借金まみれを悪化させるリスクが高いです。ギャンブル依存症は借金問題を深刻化させるだけでなく、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼします。
まとめ
借金まみれの状態を放置すると、金融事故や裁判、財産差し押さえなどのリスクが高まり、人生が崩壊しかねません。
支出の見直しや収入アップ、債務整理などの方法で借金を減らし、計画的なお金の使い方を身につけることが重要です。
借金まみれに悩んでいる人は、一人で抱え込まず、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
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とはいえ、借金額を個別に計算することも大変なので、借金の金額が大きい場合には弁護士に相談!ということでOKです。